DVSのオーダーは済んでおり
結局この記事の内容通りのオーダーとなった。
naminorimatome.hatenablog.com納期は8週間！
オーダーしたボードはエポキシなので8週間は悪くないだろうｗ
さて、色々今年在庫を注文する際に
ある程度違うシェイパーの板もオーダーして乗り比べたいなと思っていた。
その最後のボードが完成して千葉に届いたのだが
＼バーン！／
なんじゃこの木工細工は～！？ｗｗｗ
という感じですｗ
木を使ったサーフボード製作技術と言えば古くは古代サーフボードやバルサボード、
最近ではラミネート素材として使われる例が多いが
ロングのテイルブロックの技術をフィッシュに取り入れたり
ダブルストリンガーを採用するのって、誰...？
ハイ、もうこれで終了ｗｗｗ
今後どうなるか分かりませんしね。
ただの私の趣味で終わる可能性も十二分にあります。
しかしこういうコンテンツを充実させる事が私や読者様の実になる事だと思い
このように書いとるわけであります。
こちらのボードはシェイパー自身がフォームを自作しているので
納期は三ヶ月位かかりました。
これはエポキシより遅いですよｗ
しかしこの木工技術の素晴らしさを見ると待ったかいがありますね。
ノーズ＆テイルブロックもダブルストリンガーも
ボードを長持ちさせるためにあります。
サスティナブル(持続可能)な環境や産業作りにおいては
物は使い捨てよりも寿命が長いほうが良いでしょう。
ベコベコに凹んで半年でゴミになるボードと
5年10年使えるボードとはどっちが環境に優しいかっつー話ですよｗ
これはDVSにも言える事で、全てのボードの寿命が長くなるよう作られています。
ボードを詳細に観察すると、こやつも波の面が整っている方が実力を発揮しそうなので
コンディションが揃うまで寝かせておいた。
今日はまあまあ面が整っていたので農薬散布の関係上
最初はビジターエリアで入ったが
ご覧のように良くないのでローカルエリアに移動しましたｗ
波は膝腰だがまだ面は整っており、何とか実力を発揮させる事は可能と判断。
長さは5'6で厚みを少し増してもらったのだが、
ウッドブロックの分重量が増していたので正解だった！
なのでパドルは重さの割には速い。
ボトムはトラディショナルフィッシュと同じシングルコンケーブなのだが
ノーズからセンターまではフラットのままでツインボンザーに近い。
そしてテイクオフもある程度波に力があるとツインボンザーのように
パドルしなくてもぐわっと浮いてくる。
レールはダウンレールではなくややテーパー気味でショルダーに入れやすいが
あまりパワーが無い波に喰わせすぎると失速する。
しかしアクション性能は高く、膝腰の波であっても
フローター、リエントリー、オフザリップと十分可能。
フィンは伝統的なキール形状のデュアルフォイルのウッドフィンが付いているので
スピード性能はかなり高いのだが
ボードのアウトラインにウイングが入っているのでアクションも全然問題無し。
今時アクション性能が低いフィッシュを作っても
よほどのビックネームでない限り売れないからね。。。
欲を言えば腹胸以上の波だとこのボードの実力がさらに発揮できると思ったが
ある程度厚めの波でも十分に使えるオールラウンドなフィッシュだとオモた。
(バンピーはダメよｗ)
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