以前の記事でも書いたのだが
外出自粛中に全くトレーニングをしないと
パドル力、脚力、脊柱起立筋、心肺能力、反射神経など
全ての能力が衰えてしまう。
そのどれもが大事なのだが
あえてどれが一番大事かといえばパドル力だと思う。
パドルはサーファーにとっては人間の両足歩行に匹敵する移動手段。
それが衰えるとテイクオフどころではないし、
場合によってはカレントに流された際などに命の危険に遭遇する事も。
というわけでパドル力を重点的に絞ったトレーニング内容を紹介してみる。
これは俺が怪我をして海に入れなかった時期にやっていた自己流なのでw
その気がある人はスポーツトレーナーから直接教わるのも手だ。
その① 移動用パドルのトレーニング
床に腹ばいになり通常のパドリングの姿勢でパドルを100回/1セットで行う。
上半身を支える脊柱起立筋や腕、肩回りのパドルで使う筋肉の大半が補える。
(海と同じように腕が体の下を通す事は出来ないので全部では無い)
注意するポイントはパドルするたびに両足がぶれないように
足を閉じたり組んだりする事である。
あまりやりすぎると腰に負担がかかりすぎるので最初はほどほどにしておく。
床がフローリングで冷たかったりあばら骨が痛くなる場合は
下にヨガマットを引くのがお勧めである。
Reodoeer ヨガマット トレーニングマット エクササイズマット ゴムバンド 収納ケース付 厚さ10mm (ブルー)
その② テイクオフ用のパドルトレーニング
(パドル力10秒チャレンジ)
この手のトレーニングでまず思いつくのがパドルチューブである。
サーフィン,トレーニング,チューブ●PADDLE UP STRONG パドルアップストロング[STRONG×ブルー]
しかしこれは何回も伝えているが
海でパドルするときに使う筋肉が全て鍛えられるわけではないので
あくまでもパドルの瞬発力やスピードの感覚を養う為に補助的に使った方が良い。
Reebok(リーボック) エクササイズ ネオプレーン ダンベル 1kg RAWT-11151
ダンベルの選び方のポイントは床が傷つきにくい物にする事。
このトレーニングではあまり重い物は必要ないので
通常は1kg~パドル力に自信ありニキでもせいぜい2kgまでで十分である。
後はスマホのアプリでも時計でも何でもよいのでストップウオッチを用意する。
出来ればカウントダウン機能が付いている方が良い。
[クレファー]CREPHA デジタルストップウォッチ 3気圧防水 カウントダウン計測 ブラック TEV-4013-BK
やり方は以前の記事でも紹介しているのだが
①床に腹ばいになり両手でダンベルを持つ
(腕を伸ばした一番前の場所と一番後ろの場所)
③ストップウオッチで10秒間計測時にダンベルを持った腕が
何回ストロークできるか計測する。
これの合計回数が多いほどパドル力があると考えて良い。
そしてこの際にお勧めがある。
バタ足を併用する事
いくらトレーニングをしても程度の差こそあれ
海に入らない限りパドル力が減少するのは免れない。
そうなると今までと同じタイミングで波に乗るのが困難になるが
それを補うのがバタ足である。
今時バタ足不要論者も少なくなってきたと思うが
なんでニーボードやボディーボードが波に乗れるか考えてみてください。
そう、バタ足は確実に効果があるのだ。
そうでなければWSLサーファーが試合でバタ足を使わないわけないじゃない?
しかしこのバタ足による手足の連動は
訓練しておかないとなかなか発揮できない。
理屈では分かっていても海でボードが滑り始めて
あと一押しという時でも足が動いてなかったりする。
このパドル力10秒チャレンジの際に最初から最後まで足を動かし続け
それがどんな時でも体に染みついてくれば
海に復帰後のサーフィンでもテイクオフの遅れを最小限に留めてくれる。
場合によっては自粛以前よりも速くなるかもよ!?www
このバタ足併用の際に重要なポイントは
- 板の前半分にしっかり荷重をかけ続ける
- パドルのストロークが短くならないよう気を付ける
板への前荷重+パドルの長いストローク+バタ足、
これらが合わさる事により速いテイクオフが可能になるのだ。
通常のショートボードやフィッシュ、6フィート半ばまでの
オルタナ系ボードに乗るサーファーにとっても必須の技術ですよ。
海に復帰した際にブランクを最速で取り戻すため
自粛期間中には確実なトレーニングをしておきましょうね(^^)/
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