早い物で今年はもうすぐ終わる
毎年この時期になるとまとめ記事を書いているのだが
今年は趣旨を拡大し、
まずは2019年の日本のサーフィン界やコンペの
全般的なニュースから拾って色々を振り返る。
オルタナブログなのにコンペかよ？と思われるかもしれんが
不特定多数の興味を一つにつなぐ手段として
スポーツ(コンペ)は非常～に有効なのだｗ
2019年日本のサーフィン三大ニュース(俺選)
- ISAワールドゲームス
- 五十嵐カノアWSL初優勝＆都筑有夢路2020シーズンクオリファイ
- 木更津サーフランチOUT＆静波BSR IN(ウェーブプール)
www.wsg-miyazaki.jp今年のワールドゲームスはオリンピックまであと一年という
一般メディアからの注目も集まる中で非常に良く開催された大会だった。
盛り上がりで言えばクイックシルバー主催のWCT大会が
日本で開催されていた時よりも大きかったかもしれない。
試合内容も今年ワールドチャンピオンに輝いたイタロ・フェレイラを初め
トップ選手がガチ試合を繰り広げた為、実に見ごたえがあった。
また通常の個人戦とは違うチーム単位の競技や表彰、
サーフィン競技の後進国からも多数の参加があり
サーフィンというスポーツのすそ野の広がりを示した大会であったと思う。
日本国籍保有のコンペサーファーとしてはほぼ反則という位の経歴を持つ
五十嵐選手であっても最高ランクの優勝には時間を要した。
しかしオリンピックまであと一年というこのタイミングでの優勝が
逆に注目度をさらに集めた感もある。
いずれにせよゴルフやテニスの海外メジャー大会での優勝に匹敵する
大きな出来事である。
また都筑有夢路選手の場合、今までの日本人選手には果たせなかった
プライオリティーが高い試合での勝利でポイントを積み重ねた所が重要である。
これに影響を受けて男女ともクオリファイシリーズでの勝利を
積み重ねてくれる事を願う。
穿った見方かもしれないが
WSLはIOCにハブられたという事。
これはマラソン／競歩の会場移転問題に当てはめると分かるのだが
いくらケリーがカリスマだろうがサーフインダストリーが束になってかかっても
五輪の利権には関われないという事ですね。
サーフランチ自体も非常に採算性が悪いので
より現実的な運営が出来る(一般サーファーに解放される)BSR方式の方が
日本のサーファーにより多くの恩恵があるかもしれない。
ただ、過去の日本において大型人工アウトドアスポーツ施設は
結構な割合で終了しているので
時代の流れに埋没させない運営側の取り組みも必要だと思う。
次回は2019年のオルタナボード界隈の流れや
当ブログのまとめを予定しているって、んな時間あるのか？ｗｗｗ
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