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海で見かけるダメなサーファーの法則

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午前中は医者に行き今日も夕方からと思ったが、

予想よりも風が強まらないので午後から入る事にした。

まあ波的には対して期待できるものでは無かったので、

ミニマルフィンの撮影でも出来ればと思ったが結局ツインで入りましたよ。

 

しかしね~、兎にも角にも

暑い!!

海の中が!

今日はフルスーツで入ったが正直限界。

明日からは日中帯は必ずスプリングで入りますw

波自体はゴットボードのおかげでまあまあ乗れたんだけど

この暑さといつもの膝腰波という事で集中力持たずさっさと上がったのであった。

 

 で、ここからが今日の本題。

いつもならこの時間は無人な俺氏前に、今日は見慣れないサーファーが入っていた。

メインのPから流れてきたのか、人が少ないから狙い目だと思ってこっちに来たのか、

それは自分には分からんし、こっちくんなという事では無い。

ただねぇ~、どう見ても乗れてないのよ。

こっちは汗水たらして必死こいてバカスカ乗っているのにもかかわらず

その5m横にはただ波待ちしているサーファー氏の姿。

俺は一足先に上がってなぜ彼が波に乗れないのか観察することにした。

そこで海で見かけるダメなサーファーの法則を発見したのである。

海で見かけるダメなサーファーの法則

  1. 技量やコンディションに合ってない道具の選択
  2. 波を狙うコンセプトが定まっていない
  3. テイクオフを開始するタイミングが遅い
  4. ライディング時間が短すぎる
  5. 時間の管理をしていない

1.技量やコンディションに合ってない道具の選択

 

今日見かけた彼はフルスーツになぜかブーツを履いていた。

この気温でフルスーツにブーツ?

セミドライにブーツなら極度の寒がりという事でまだ納得できるが。

もしかすると足に怪我をしているのか?

それならまだいいのだが、他のポイントでもダメなサーファーは

なんか周りと比べてズレてるな~と感じる事が多い。

 

ボードは遠目でしか見てないが、ダックダイブが普通に出来ていたから

ショートボードの部類ではないかと思う。

しかし今日のコンディションでダックダイブが必要かというと

それはまた別の次元のお話である。

 

そもそも今日みたいな絵に書いたような小波コンディションなら

浮力がある板に乗るのは必須事項である。

小波ジャンクの日でも通常のショートに乗る場合とは

試合で点数を出したいコンペティターの練習か、単なる自己満足である。

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ゴットボードと37年前のショートボードのツーショット。

ゴットボードのサイズは6'5x20x2 7/8

自分は体重60kgだけどオーバーフローなんてどこ吹く風だね。

37年前のショートも長さが6'4なだけで幅と厚みはほぼ同じである。

 

2.波を狙うコンセプトが定まっていない

 

そもそもサイズ~マニューバ優先のセット狙いなのか、

波数重視のアベレージ狙いなのかそこら辺もはっきりしなかった。

そもそも自分がどの波に乗れてどの波には乗れないという事も

キッチリ把握できてないのではないだろうか?

だから波待ちするポイントも決まってないし

ただ流されるがままに右から左に漂っている。

 こういう日は歩いてゲットできるから、波が割れる場所は

どれくらいの深さか確かめれば良いんだよ。

そしてそのちょい沖で波が割れ始めるからそこで波待ちをすれば良いだけの話。

 

ピークの裏側に出ると沖に流されるし、真正面だと岸方向へ流される。

横から近づきたいけどピークの脇から既に逆方向のカレントが出てる場合も多いから

結局はパドル力頼みかいな(´・ω・`)

セットの波の方がより沖で割れるけど波の変化のスピードもより速いので

タイミングをドンピシャで合わせるにはこれまたパドル力頼みかいな(´・ω・`)

 

海で見かけるダメなサーファーは観察力が足りず、

同じポイントで波に乗ってる他のサーファーを見てない。

赤の他人があなたに「もっとこっちで波待ちした方が良いよ」なんてアドバイスする事は、

あなたがよほど可愛い女性でもない限りほぼ無いという事を記しておくw

あるとすれば相手があなたにライディングを塞がれブチ切れる寸前か、

ブチ切れた後かな...

 

3.テイクオフを開始するタイミングが遅い

 

基本的に全面スープになってからだと横に行けないのよ。

だってショルダーが残ってないんだもん。

だけどスープになってからパドリングを開始するのは

テイクオフのコンセプトが欠如しているか、パドル力が弱い。

パドル力が弱いからスープでしか板が前に滑り出さない事を自覚しているのである。

でもそれだといつまで経っても横に行けないしショルダーを走れない。

これも結局のところは浮力が無い=滑り出しの遅い板を使っているが故の問題である。

 

4.ライディング時間が短すぎる

 

今日の彼は見ていて1秒以内とかそんなんばっかだった。

波に乗ってからがサーフィンなのに肝心のライディングがそれなら

今日苦労して海に来た甲斐があるのか?と思ってしまう。

例え直進であってもインサイドまで乗り切る事により

板の上での体重移動の極意を学ぶのである。

それが横に行った後でもマニューバの上達やロングライドに繋がる要素になる。

これもターン性能を優先したんだかしらないが

すぐ沈んだりバランスが取れない=浮力が無い板を選択した弊害である。

 

この世は選択の自由で溢れているよ。

トレーラーがガンガンに走る国道で原付を選ぶのもリッターバイクを選ぶのも

全てはあなたの自由ですよ。

だけど結果を出すために何が必要かというと

道具の選択というのは非常に大きな要素になりうるんだよね。

 

漁に出て獲物が取れないと即、死に繋がる昔の人の事を考えてみてください。

そこには道具への見栄とか伊達みたいなものは一切存在しない筈である。

 網はダサいから俺は一本釣で行くわwwwなんて余裕はあるのかと。

 

5.時間の管理をしていない

 

今日みたいな小波コンディションだと

平均して2分半に一本波に乗れなければ何かがおかしい。

それは道具の選択か波待ちのポジションかあなたの体調か原因は千差万別だけど

とにかく波に乗れないという事は何かが間違っている。

通常の腹~胸サイズなら5分に一本、頭オーバーだったり台風うねりであれば

10分に一本だったりする。

これは長年海での時間管理をして発見した法則だ。

なので前回波に乗った時から現在どれくらいの時間が経ったか把握せず

ただボケーっと波待ちをしているサーファーは自分の調子を把握できない。

もちろん上級者が沖でレジェンド待ちをする場合もある。

だけどその人は既に上級者なんだから、自分の調子位わかっているのだw

だから俺は口を酸っぱくして

ラップ管理できる時計を買えと

あれほど言っているのに。。。(´・ω・`)

[カシオ]CASIO 腕時計 SPORTS GEAR STL-S100H-4AJF メンズ

つまりこういう事ですwwwwww

 

それはともかく、いくら空いているポイントで入ったとしても

効率が悪い練習方法をしていては上達のスピードは非常に遅くなる。

それでサーフィンは難しいと言われても

(´-`).。oOちょっと違うんだけどなぁ~

 

以上の事柄をまとめるとダメなサーファーが上達するまでの筋道が見えてきた。

  1. 現在ダメなサーファーは自分一人でサーフィンした場合の伸びしろを把握する
  2. ピンで行けそうなら愛想よくして海でアドバイスが得られる環境を作る
  3. ピンでダメそうならさっさとスクール行くかサーフィン仲間を作る

こんな感じですかね?

個人の意見なので参考までにオナシャス!www

 

※この記事の「ダメ」という部分は

あくまでもサーフィンの技量に関した事だけですのであしからず<m(__)m>

 

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