午後からお客様が来るので
事務所前の波が整ったが
今日もクイックサーフ。
ぱっと見胸肩位の掘れた速めで
これはハルの出番が確定したが
どのフィンを付けるか？
ハルの場合これを外すと楽しめない。
今日用意したのはこの四つで
- 固めの9.5ナロー
- 柔らかめの9.75ワイド
- 柔らかめの9.25ワイド
- 柔らかめの9.25ナロー
今日選んだのは9.75ワイド。
何故ならアウトでセットの
大きめが割れていたから。
ミドル狙いでゲットしても
実際はアウトの方が良かったとなると
フィンのハイトが高い方が
大きい波にも対応し易くなる。
形が良いのはミドルだろうと
ゲットしてからすぐ気づく。
凄まじい量のワカメが
リーシュに絡んで
どうにもならんｗｗｗ
このぐらいの時期になると
海藻が大発生する事があるが
毎年じゃないし事務所前では初だ！
ワカメが一度リーシュに引っかかると
水の抵抗たるや凄まじい。
掴んでは投げて掴んでは投げても
ワカメはミドル付近の海底に溜まっており
もはや人間の力ではどうにもならないｗ
ノーリーシュで入るには少しサイズがあるし
一度岸に戻るのも面倒くさい。
なので結局はワカメが溜まっていない
アウトに出張る事に。
さてアウトの波は
まあまあパワーがあるがワイド。
固めのフィンを付けとけば...
とも思ったが、
やはり岸に戻るのは面倒。
なので創意工夫するｗ
その結果は...
楽しめましたｗ
一番長いライディングは
波のブレイクとチーター5で競争し
負けそうだったのでカットバックｗ
1本の波で100m以上乗る事も
ここではそう珍しい事じゃないです。
。。。
今日はフィンに対して想定外の波でしたが
フィンの種類を変える事で
テイクオフの場所からラインまで
全てが変わってきます。
例えばフィンの固さが違う時の
テイクオフの場所ですが
固い→ピークから
柔らかい→ショルダーから
というようになります。
”フィンが固いとピークの押しや
掘れたショルダーに対応でき、
同じ場所で柔らかいフィンを使うと
波に捲られてワイプアウトしやすい”
”フィンが柔らかいと押しが弱い
ショルダーでもテイクオフできるし
うねりの状態でもトリムしやすい。
固いフィンで押しが弱い波だと
テイクオフできないしすぐ止まる”
次に固いフィンと柔らかいフィン、
どちらのフィンがアウトから乗れるか？
固いフィンの場合は
うねりがブレイクする力を利用するのに対し
柔らかいフィンの場合はそれ以前の
うねりが岸に向かう力を利用出来る。
鬼パドすればの話ですがｗ
柔らかいフィンの方が
アウトから乗れるのです！
これを利用すると
本当にブレイク前のうねりから乗れ
ライディングの自由度がかなり増します。
これらの特性を踏まえた応用として
ピークが掘れ掘れだけど
抜けられない波では選ぶのは？
通常は固いフィンなのだが
場合によっては柔らかいフィンの方が
よりアウト側やショルダー側で
テイクオフ出来る事もあるのです。
波が強いと初めから分かるなら
固いフィンを選ぶのが基本形。
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波に力が無い時は
これらの柔らかいフィンの出番です。
ハルのイメージとは程遠い波でも
十分に楽しむ事が可能です。
敢えて強い波で使うのも
通の楽しみとして面白いかもｗ
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