前回千葉南で入った際
もうちょい絞った板で
乗りたい波だったが故に
己の体も絞る事にしたｗ
その手の板は何本かあるが
いきなり乗るには準備不足。
という事で一年半程乗ってない
5'6のショートで体を慣らす事に。
波は膝腰の力無いワイドで
まともに乗れなくても惜しくない
絶好の練習日和であるｗ
しかしいきなりショートだと
乗れない事甚だしいので
更に厳しいこいつで調整！
THE SEAGLASS PROJECT(シーグラス プロジェクト) ALBACORE 4'11"
これはどんなショートよりも
パドル位置や重心移動に厳しいので
これさえ乗れればショートは楽々♪
とは言ってもこれのスープライドですら
オルタナに慣れた体では辛いのですｗ
ある程度体を慣らした後
いよいよショートにチェンジし
尻上がりに調子が上がり
一応チューブもメイク出来ました。
結果オルタナではありえない
ショートボード特有のポイントが
改めて分かったのです！！！
1.ボードの滑走場所を作る
これは本当にショート特有なのだが
パドルで胸を付ける場所とノーズの間で
テイクオフの際に板が滑り出す為の
滑走場所を作る必要がある。
オルタナの場合は本当にこれを意識せず
パドル位置はノーズに手が届くかとか
ボードが浮き／沈み過ぎないかとか
そんな大雑把な物でしかないｗ
しかしショートの場合は
前に乗り過ぎたらノーズが沈んで
板が滑り出さないし、
後ろに乗りすぎてもノーズが上がり過ぎで
いくらパドルをしても板が滑り出さない。
滑り出しの姿勢も板を筋肉で押さえねば
満足いくスープライドすらできぬｗ
昔は本当に無意識でやっていたのだが
違うジャンルのボードに乗り続けると
ショートボードの特性がより分かる。
2.波に激しく影響される
ショートと言えどもテイクオフは
波のタイミングと人間の力を合わせるだけ。
問題はその後。
ショートは波にパワーが無かったり
パワーゾーンを外すと即座に失速する。
または人間のパドル力で初速をつける。
だからショルダーに力がある
地形が良いピークは混雑するし
板をガチャガチャ動かさないと
ライディング自体が続けられない。
ダメな波に乗るとボトムに降りようが
何しようがとにかく終わる。
一方オルタナ系のボードは
浮力云々もそうなのだが
ボード自身の推進力があるから
何もしなくてもスピードが付く。
3.ワイドな波に弱い
ハルだと一番美味しいピークからだと
100%捕まるしスープは100%抜けられない。
だからワイド波の時のショートはみんな
ショルダーからチョコチョコ乗るだけだ。
ショートボーダーは一度ハルで
ワイドな波を乗った方が良いと思う。
それでサーフィン人生変わるからｗ
4.謎の達成感に騙されやすい
ショートの場合筋力を維持する為に
波が良かろうが悪かろうが
とりあえず行っとく！？
的な感じで入りがち。
そしてボードが軽いからか
ライディング自体が大した事無くても
筋トレやジムの後の様な謎の達成感がある。
オルタナの重いボードは
本当に関節に負担がかかるし
波が悪いとただ疲労しか残らない。
ショートは浮力は少ないけど
パドル自体は関節等に優しいのだ。
この謎の達成感に騙されると
自分を客観視できなくなり
下手の横好き街道をまっしぐらに
年単位を棒に振る事も厭わなくなる(俺)。
しかしそれによって元気が出たり
充実感が味わえるのであれば
趣味の方向性としては間違いでは無い。
とまあ自分で言うのも何だが
よく分からんが比較であるｗ
これはあくまで俺の話であって
読んでいる読者様の事ではないので
勘違いしないでください。
突き詰めるとショートボードは
自分自身が波とボードに対して
アップスやリッピングなどの動作をし、
それの反応を楽しむスポーツ。
オルタナは波や板に任せて
波に純粋に乗るという事を楽しむ
カルチャーではないかな？
ライディング距離や時間、
見える景色も全然違うし
上達はオルタナの方が早いけど
ショートは体が絞れるし
(今日だけで1.2kg痩せたｗ)
何より謎の達成感があるｗ
この二つの為だけに
もう暫くショートを続けようか？ｗｗｗ
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