さて今回もHull登場前に
覚えておきたい基礎知識でありますw
第一回目はこちら👇
1964年にジョージ・グリーノウが
自作のニーボードを持って
オーストラリアにトリップに行った際
ナット・ヤングと
ボブ・マクタヴィッシュという
現地の有力なサーファーと交流が始まった。
その二人が見たグリーノウのライディングは
今までのサーフボードのライディングとは
かけ離れた未来から来たような物だった。
ロングボードしか存在しない
1964年のサーフィンとは
概してこういう物であったが
1964 World Surfing Championships. Manly Beach Sydney
10フィート前後の当時のボードより
遥かに短いニーボードで描かれる
グリノーのライディングは
加速性や回転性など
いずれも比類する物が無かった。
george greenough spoon footage
それ以降二人はもとより
オーストラリアのサーフィンシーンは
グリーノウから多大なる影響を受ける。
特にグリーノウ持参のスプーンに付けられた
フレックスフィンをサーフボードに応用し
性能を向上する事が実践された。
その結果、ナット・ヤング自らシェイプした
従来のサーフボードよりも短く薄い"Sum"で
(ナット・ヤングの193cm/ 73 kgで
9'4x22x2 1/2というボードスペックは
現在のロングボード基準でも
完全にアンダーフローである)
1966年のワールドタイトルを
新時代のライディングで獲得した。
(Samのボトムは
ノーズのフラットからラウンドに変化し
当時最後のロングボードデザインとなる。)
ちなみにこのボードのフィン調整を
試合前に行ったのはグリーノウである。
続く。。。
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