今月は台湾に持っていくボードを選ぶ為の試行錯誤が続いた。
台湾に持っていかないボードは使わないし、楽しむというより特訓のようだった。
ウェットも体重もどんどん軽くなり、ボードの浮力もどんどん合わなくなるw
幾度の失敗と多大なる投資がかさんだが、そのおかげで色々分かった事がある。
それは
重めの板は体積が多くてもオーバーフローになりにくい
という事だ。
体積が多くてもボードを重くすると、ボードが水に沈み込む量が多いので
少ない力でもコントロールしやくなる。
逆に体積が多い板をショートと同じ軽さで作ったとしたら
ボードが水に浮きすぎてふら付きやすいしコントロールしにくい。
重さというのはボードをコントロールしやすくする為の重要な要素でもある。
よくオルタナ界隈ではオーバーフローという概念は存在しないと言うが
体積も重量も多い板では誰が乗っても浮かず沈まずで操りやすい
と言うのがより正確なニュアンスだと思う。
なので中古が安いからと言って何も考えずにボリューム多めのボードに飛びつくと
オーバーフローのボードに当たり、海でぐうの音も出なくなる事もあるw
そんな俺と同じく中古ボードハンターの貴方や
上達が遅いのでボリューム多めのボードが良いというけど
逆にどんなボードを選べば良いか分からないという貴方に贈るこの企画
オーバーフローになりにくいボードとは?
(。´・ω・)?
俺の数々のボード選びの失敗から学んだ経験則から言える事は
- 重い
- レールのエッジが少ない
- コンケーブが少ない
- ボードの幅が狭い
等が上げられる。
まず重さは前述の通りで、この四点の中で一番重要な要素かもしれない。
レールのエッジは反発力を生むので
ノーズからフルエッジで入っているボード等は時として厄介な存在になる。
また、コンケーブはボードを浮き上がらせる仕組みになるので
ボリューム多めだが軽すぎるボードに乗る場合は時として邪魔になる。
最後に、ボードの幅が広いと浮力が増えるしボードを傾けにくくなる。
これらを踏まえてオーバーフローになりにくいボードと言えば
70'sスタイルのシングルフィンだ。
- 大抵のボードがずっしりした重み
- レールは厚いがエッジエリアは少ない
- veeボトムはボードを傾けやすくするだけで揚力は無い
- フィッシュやシモンズに比べて縦長のアウトライン
要するに体積はあるけど必要以上に浮き上がるデザインではない。
なのでサーフィン初心者からベテランまでどんな人が乗っても大外れはしにくい。
逆にツインとかフィッシュとか色々な種類のボードがあるけれど
適正浮力がどうなのかとか、オーバー/アンダー気味が良いのか?とかは
代理店があるブランドで日本人の体格を想定してオーダーしていたり
ミッドレングス以上の体積があり重めのボードだとしても
今の時代でも実際に乗らないと分からない。
だから中古やストックボードが自分に合うか合わないかは
常に一定のリスクを背負っていると言える。
なので最終的に適正浮力のボードを手に入れる方法は
- 試乗会やレンタルボードを活用する
- メーカーの体重別のストックボードに合うパドル力を付ける
- カスタムオーダーをする
というオーソドックスな所になってしまうでしょう~。。。
※適正浮力とはその人が自在にボードを操れる状態を指す物であり
単にリッター数や波待ちの深さのみを表すものではない
True Amesトゥルーアムス フィン【Skip Frye Flex 6.5”】 スキップ・フライフィン 6.5” ロングボードフィンシングルフィン
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