https://alternative-mart.com/ サーフィンまとめブログ

Dick Van Straalenなどを扱うhttps://alternative-mart.com/の情報掲載及びブログ読者のサーフィンライフ向上を共に願うオルタニズムかつミニマリズムなライフハックレコメンドブログ

二ーボードやスプーンについて!!

※Newport Paipo Boards Knee Vector 

二ーボード界隈は

残っている情報が

かなり少ない!!

特に動画は探し当てても

みるみるうちに消えていくw

なのでまとめ方が難しいのだが

とりあえずやってみる事にする。

※Image from mypaipoboards.org

 

まず二ーボードの起源は

大体1960年前後になり

元はパイポやベリーボードを

膝立ちする事から始まった。

アメリカやオーストラリア、

そして日本などでも

初期の二ーボードシーンが存在したが

それらが拡大したきっかけとしては

ジョージ・グリーノウの存在は欠かせない。

naminorimatome.hatenablog.com

彼を取り上げた二本の作品

"The Innermost Limits of Pure Fun"

"Crystal Voyager"

これらの作品でスプーンに乗る

グリーノウの映像はシーンに

多大なるインパクトをもたらした。

※mypaipoboards.org スプーン(Velo)のライディング


www.youtube.com


www.youtube.com

しかしここで乗られている

スプーンという乗り物は

グリーノウが作り出した独自の物で

厳密に言うと二ーボードではない。

スプーンのニーボードに対する違いは

・本体が屈曲する

・浮力が無いのでパドル出来ない

(移動やテイクオフはほぼキックのみ)

なのでこの記事を読んだ後は

”スプーンと二ーボードは別物”

と認識して頂きたい。

とはいう物のグリーノウスプーンの

シーンに与えた影響力は凄まじく

数々のメーカーによるスプーンの製造と

その改良版の開発が行われ、

二ーボードデザインにおいても

スプーンの影響が多大だった。

今回マットにオーダーした二ーボードも

その頃のデザインを再現したものです!

Grote Surfboards knee/stand up board

このようにデッキがスプーンの様に

大きく抉られているのが特徴です。

当時の細身のボードの重心を下げたり

ライダーの安定性を高める効果があり、

スプーンデッキは1970年代の

終わり頃まで生産されていました。

そして今回の二ーボードには

エッジボトムを採用!!

Grote Surfboards Edgeboard

Crystal Voyager以降のスプーンで

採用されたエッジボトムのように

ダラダラやチョッピーな波でも

汎用性を持たせる試みです。

まだ少し肩に不安がありますので

エッジボトムを使う事により

コンサバな二ーボードより

小さな体の動きで取り回しが出来る、

そんな期待も込められています。

フィンはシングル、スタビ、ツインと

一つのボードに様々な仕様で使える

当時の二ーボードの挑戦精神を持つ

伝統的な仕様にしました。

エッジスプーンは回転性が高い為、Veloに比べてグラブレールの割合が少ない

話は二ーボードの歴史に戻りますが

そんな流れで当時の二ーボードシーンは

賑わいを見せていました。

リーシュコードが普及するまでは

通常のサーフボードより

ボードを流しにくかったり、

テイクオフ動作が速い為

CAのウェッジのような激掘れブレイクにも

攻めやすいという利点があったからです。

↓動画はリンクをクリック!

eos.surf

二ーボードデザインの転換期としては

AUSのピーター・クロフォードが

スプーンデッキを使わない

スラブというデザインを開発。

これにより二ーボードは

スプーンの影響を離れた

独自の道に進んで行きます。

↓動画はリンクをクリック!

eos.surf

スラブ以降の二ーボードは

70年代のシングルやツインフィンから

トライフィンやクワッドへ主流が移り、

各国の組織によるコンテストを

中心として継続していきます。

しかしボディーボードの台頭などで

徐々に人口が減っていくのです。

※ザックリ解説なので

異論は受け付けておりますw

しかし逆を言うと

二ーボードを始めるなら

今が狙い目と思うのですw

ちょうどハルがまだマイナーで

リドルの本人シェイプでも

何のプレミアもついてない頃に

空気感が似ている気がします。

海外でもヴィンテージ二ーボードは

ティーブ・リズなどの物を除けば

それ程高騰していません。

 

かたやもっとマイナーなスプーンですが

波乗り界隈においては

究極の乗り物として知られている。

俺も当面の目標としては

スプーンライドを楽しみたい!

というのがある。

皆さんはスプーンと聞くと

現在のハルシェイパーが

時折レプリカを作っている位の

認識かもしれない。

しかし先ほどの説明の様に

当時は様々なパイポメーカーが

レプリカは勿論の事

更に進化させたボードを発売。

※当時のスプーンデッキ採用ボードによるライディング

それらはちゃんと機能しており

当時のどのサーフボードよりも

ディープなチューブを決めていました!

現代でもアメリカでは

スプーンの影響下にあるボードがあり

KozのHog Splitterはスプーンに影響を受けたデザイン

オーストラリアでは

スプーン自体の開発が

現在も進んでいる。

しかもレプリカだけではなく

グリーノウのオリジナルの窯を使った

正真正銘の本物が生産されているという

凄い事実もあるのだが、

俺は現在までにおいて

最も成功している

スプーン形態を

見つけてしまった!

カーボンスプーンの恐るべき迫力!!

ここでのスプーンは

フォームスプーンでは無く

ちゃんとフレックスするという

意味でのスプーンです。

通常スプーンは波のサイズが足りないと

全く機能しないのだが

そのスプーンはなんと

日本の様な小波でも

十分機能するのです!

常用できるスプーンなんて

何と素敵な乗り物でしょう!

続くw

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Alternative Mart

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