昨日のJed Doneサーフボードの
取り扱い開始記事の反響が凄かったのでw
今日はさっそくモデル解説をしたいと思います。
まずオルタナ系サーファーや当ブログ読者にとってはピンズドなモデル、
Keel Fin Fishからです。
Jedのシェイプのルーツはサンディエゴフィッシュにありますが
デレク・ハインドなどのサーフボードを担当した事により
独自のモディファイに磨きがかかっています。
Jed自身もスティーブ・リズと同じようなニーボード出身という事もあり
従来のサーファーの枠組みを超えたオリジナリティを発揮しやすいと言えるでしょう。
彼のフィッシュの特徴はオリジナルフィッシュのコンセプトに準じ
”比類のないドライブとスピードでラインをスムーズに滑空する”
という物です。
つまりここには小波用とかそういう区別はなく
”理想のライン取りを具現化する道具”としてのフィッシュがあります。
そしてこの理想を実現化させる為には
サーフボードのサイジングが非常に重要になってきます。
彼のフィッシュボードに対するサイジングのコンセプトは
ボードの長さ=身長-2インチ
となります。
私の身長168cmの場合インチ換算すると5'6ちょいオーバーなので
理想のサイズは5'4辺りとなります。
それはリスキーだ!と思った場合はもちろん調整が可能です。
私はちょっと自信が無かったので
彼の推奨ぎりぎりサイズの5'6まで上げてもらいました。
また、厚みも2 1/2から2 5/8までほんのちょい上げてもらい
最終的なサイズは5'6x20 3/8x2 5/8となったのです。
結果的にはウッドブロック仕様は重量が上がるので
このサイジングでドンピシャでしたwww
7/23のオフ会にKeel Fin Fishの現物持って行きますよ!naminorimatome.hatenablog.com
逆を言えばシンプルなPUのみの仕様の場合もっと浮力が上がるので
これより小さいサイズでも全然大丈夫な事が立証できたとも言えます。
つまり彼のフィッシュは短いサイズでもパドルやテイクオフが速いのです。
彼にサーフボードのパドルの速い遅いを質問したところ、
原因は単純にボードの長さだけでなくフィンのフォイルやロッカーも影響していると
答えがありました。
勿論彼のボードはその辺りのバランスが最適になっている事は言うまでもありません。
フィンはデュアルフォイルの物が付いているので抵抗が少なく
回転性をアウトラインにウイングを入れる事により補っています。
彼のフィッシュの特徴としてレールがノーズからテーパー気味になっており
大きい波でもレールが弾かれることなくドライブをかける事が可能です。
単純に短いボード=走らない、という図式に当てはまらない
経験豊富なシェイパーである事がお分かりになるでしょう。
もちろん俺は長いフィッシュに乗りたいんだ!という方にも
ミッドレングスのフィッシュを始め、色々な長さでシェイプしております。
Jed Doneサーフボードは、流行に左右されずオリジナリティを確立したい人や
レベルを問わず自身のサーフィンに真剣に向き合っている人には
是非お勧めしたいブランドです。
現在のカスタムオーダーの納期は10週間になります。
👇Blue.誌でも過去紹介された事のあるシェイパーです!👇
Blue. (ブルー) 2020年6月号 Vol.83【別冊付録サングラス】
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