こういう仕事をしている以上
ある程度は手持ちの板を入れ替えないといけない。
乗らなきゃいけない板は時間が経つにつれて溜まってくるし
いつも同じ板ばかり乗っていると板に対する説明も単調になるでしょう。
という事で意を決して6'2のDFQを売りに出しましたw
こちらは10Rも使っていないのですが
ボードをじっくり眺めても1~2回程度の使用頻度にしか見えません。
しかし値段は10R位使ったボードの基準に合わせているので、とってもお得w
Dick Van Straalen 6'2 Double Flyer Quad PU(USED)alternative-mart.com
そしてピンクのTraditional Fishをワックスアップしたのであります。
こちらのボード各部の仕上げは目茶目茶良いですね~♪
でもサンディング仕上げが功を奏し?
あまり躊躇することなくワックスをガシガシ塗り進める事が出来ます。
これがグロスポリッシュの板だと勿体ないお化けが発動して
さらに一か月ほど板を寝かせる事になりそうです。
(ツインボンザーの時がそうだったw)
海に持っていく際はキールオンフィンの板なので
フィンを直接地面に置かないよう多少の気は使います。
初日の波は前日までの風波がまとまりかけた感じで
一般的には小波に向いているとされるフィッシュにはうってつけかと思われたが...
ボードのサイズは5'7x20 1/4x2 5/8でやや小ぶりだが
DVSとは違いほぼフラットデッキに近いので浮力は十分。
パドルもボードセンターからのシングルコンケーブによりスイスイ進む。
初めてのボードの滑り出しはスープライドで確認するのだが
ここでもシングルコンケーブによりボードがフワッと浮いてきた。
肝心の波だがこの日は意外と乗れる波が少なく、
しかも風が入ってだんだんとコンディションが悪化してきたのだが
テイクオフ後はボードはフワッと浮かぶ。
しかしHydro Hullの様な爆走はせず、浮かぶ事により操作性を高めている感じ。
これはキールフィンがシングルフォイルである事も多少影響しているだろう。
伝統的なサンディエゴフィッシュのデュアルフォイルのフィンは
シングルフォイルと比較すればスピードは出るが回転性は落ちる。
シングルフォイルのフィン性能はその逆なので回転性が良い。
ボード自体の性能はどちらかというとパワーがある良い波に標準を合わせている感じ。
日本のビーチブレイクをこれ一本で...という使い方にはこういう方が向いている。
あまり小波や厚い波にフォーカスしすぎると
サイズが上がったり掘れてるポイントの時に全く対応出来なかったりするので。
今日は風が止まってうねりは再びまとまったクリーンで掘れた腹胸。
最初は波待ちの位置がよく分からなかったのだが
うねりが破裂する寸前にピークの切れ目から一気にパドルすると
まぁ~スイスイ乗れますw
この時厚い波にフォーカスした板だとうねりに板が張り付いて
テイクオフできなかったり、場合によっては巻き上げられたりします。
Traditional Fishは明らかに波のサイズが上がったり
掘れている方が調子が良いのです。
掘れた波だと板全体が浮き上がりPUの重量感を全く感じさせず
バックサイドであってもスイスイとアクションが出来ます。
厚い波でも乗れるのですがパワーゾーンを外すと失速しがちなので
その都度カットバックで戻らなくてはなりません。
その代わりチューブは結構簡単に入れますw
このモデルはニーボードから始まったオリジナルのフィッシュテイストを
扱いやすい形で気軽に楽しみたい方に向いているのではないでしょうか?
要するに何が言いたいかというと
見た目は同じようなフィッシュでも
モデルによって性能は全然違うのです。
(´・ω・`)
海で調子良くサーフィンしている人は
自分やその日の波にあったサーフボードを必ず使っています。
裏を返せば自分にどういうサーフボードが合うか分かっているのです。
ジョエル・チューダーやアレックス・ノストがペラペラのショートに乗り続けても、
今と同じような成功を収める事が出来たでしょうか?
彼等は自分の実力を一番出せるサーフボードを知っているからこそ
現在の成功を収める事が出来たのです。
サーフィンの調子が中々上がらない人は自分に合ったサーフボードに変えるだけで
年齢関係なく一気に上達する事も良くある話です。
本当に貴方に合ったサーフボードについて
一度相談してみませんか???w
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