毎年今位が全国的に一番波が無くなる頃である。
多少の小波であれば以前書いた記事を活用いただけるのであるが
まったく乗れる波が無いとなると
発想の転換が必要になる(`・ω・´)シャキーン
最近なんか調子悪いなーという時はパドルがへばってたりするが
波が無い=流れが無い状態は海面も安定しているし
パドルのトレーニングに最適なのではないかと!?
しかし今までの習うより慣れよ的な精神論とか
パドリング時のフォームがどうこうというのは自己啓発本と同じで
結果が出ないから次から次へと新しい物が生まれてくるのではないかと。
そこで俺氏の体験談も含めてこれからの新しいパドル力の鍛え方を探っていこう。
正しいパドル力の鍛え方
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通常のパドルだけでは負荷不足
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パドルチューブは役に立たない
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負荷の大きい状態で海でパドリングする
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通常のパドルだけでは負荷不足
筋力をアップするためには負荷をかけなくてはならない。
筋力アップと言っても筋出力を上げるのと筋持久力を上げる2通りに分かれるが
筋出力なら10回くらいで腕が限界になる強度を設定しなくてはならないし、
筋持久力なら20回位で限界となる強度に設定しなくてはならない。
しかし皆さん海で毎回何回位パドルのストロークをしていますか?
100回や200回じゃ足りないでしょ?
1000や2000位ざらにしている人もいるでしょう。
それだけ簡単にパドル出来るという事は
圧倒的に負荷が足りないという事なのだ。
自分の経験上の話になると
いつもの板でいつものようにパドルするだけでは
本当に必要な筋力の8割くらいまでしか達成できない。
仮にトレーニングをして100%の筋力を獲得できても
通常のサーフィンだけを続けていればそれらはやがて落ちる。
もっともこれらは体質によってかなり違いがあって
特にトレーニングなどしなくても筋量を保ち続けれる人も多い。
筋量が多い白人などはその典型だろう。
2.パドルチューブは役に立たない
これは使う筋肉がチューブと実際のパドルで違うのでそういう意味では役に立たない。
SurfStyle パドルチューブ ゴムチューブ パドル トレーニング フィットネス エクササイズ 筋トレ ドア固定タイプ
SUPER PADDLE UP スーパーパドルアップ / パドルトレーニング サーフィントレーニング用品
よくこういうチューブを扉や窓などに固定してトレーニングを行うが
サーフィンに必要な広背筋や脊柱起立筋、上腕三頭筋はご無沙汰になってしまう。
腕にテイクオフのパドリング時に必要な負荷を記憶させるという意味では役に立つが
結局のところパドリングに必要な筋肉は水中でしか鍛える事が出来ない。
仮に椅子にボードをおいて寝そべりながらチューブを引っ張ったとしても
バランスを取るのに必要な背骨周りの筋肉はそれほど鍛えられないでしょ?
椅子の上は海に比べて圧倒的に安定しているのだから。
じゃあ本当にパドル力を鍛える為にはどうすれば良いのか?
3.負荷の大きい状態で海でパドリングする
負荷の大きい状態というと簡単にいえば
浮力が少ないボードでパドリングする
という事だ。
具体的にはペラペラのショートボードの事である。
実際JPSAのグラチャンの経験のあるロングボーダーのケコア・ウエムラは
トレーニングもかねてハワイの海ではショートボードも乗りこなしてる。
また普段ショートをメインに使っていれば
フィッシュやオルタナティブボードに必要な筋力が完全に身に付けることが出来る。
しかしショートボードに乗っていて今後乗り換える予定も無い人は
一体どうすればいい?(。´・ω・)?
その答えは
- パドリンググローブで腕に負荷を掛ける
- パドリング練習用のボードを導入する
monoii(モノイー) パドリング サーフグローブ 厚さ2.0mm ブラック / 水かき 付き 手袋 マリンスポーツ で幅広く活躍 / MNI-029
毎年春になってウェットがセミドライからジャーフルに変わったら
みんなパドル速くなるでしょ?
このトレーニングは要するにそういう事ですw
海に到着したら最初のラウンドをパドルグローブを着用して行い腕に負荷を効かせる。
あまり長時間使用すると筋を痛めるので2ラウンド目はグローブを外し
その違いを確かめるってわけ。
徐々にグローブ着用時間を長くしたら、ここぞという時には丸一日ノーグローブで
サーフィンを堪能すれば周りのサーファーとのパドルの速さの違いに気が付くかも?
そして更なるハードコア路線はこちら
CATCH SURF(キャッチサーフ) ソフトトップボード WAVE BANDIT SHRED SLED 37 CS731600023 アップルグリーン
【国産】 PADLLEN パドレン ダブル 70mm厚 ( プール での サーフィン パドリング 練習 専用 の厚い ビート板 )
子供用のソフトボードやパドル練習用のビード版を導入。
試合で勝ちたかったりビッグウェーバーになりたいのであればこれ位しないとダメだw
もうこれ位浮力が少なくなると腕にかかる負荷が全然違うからより効果的になる。
↑これ見てくれよ!
下半身が全て水の中に漬かっているよw
通常のプロ用のショートボードの比じゃないくらいwww
海に着いたら最初の10分くらいはこれらのボードでひたすらパドリングをすれば
ショートに乗り換えたとしても鼻くそほじりながらテイクオフできるかもしれないw
また短い板にコンバートしようと考えている人もいきなりボードを買う前に
これらの道具を試したら自分がどれくらいの感じかつかみやすいでしょ?
という事でパドル力を本気で上げる為には
- 通常のパドルだけでは負荷不足
- パドルチューブは役に立たない
- 負荷の大きい状態で海でパドリングする
というこの3点を覚えておいてください。
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