忙しかったりやる気が出なかったりの渡航前。
だがスーツケースを入手後はハートに火が入り荷物をわんさか放り込んだ。
スーツケースにウェットスーツを入れるのならLサイズ以上でないとダメ。
これはLMサイズで他のLサイズより若干小さめだが収納力には問題なく、
多少小ぶりな分街を這いずり回る時でも使いまわしが良かった。
TSAロックも面倒なダイヤル式じゃないので開かなくなるなる心配も少ないしマジお勧め。
(シェルポッド) shellpod スーツケース HZ-500 中型 Mサイズ 鏡面イエロー【M/YL】
22日の朝3時半に起き9時の飛行機で成田から桃園空港へ。
101で恒例の鼎泰豐の小籠包を喰った後、新幹線で台中入り。
翌日彼女やその友人達との珍道中を経て懇丁へ。
といっても台北、台中などからの車での移動はマジお勧めしない。
驚異的に遠いから
こちらの感覚だと都内から伊良湖や伊勢まで行く感じ。
高速は渋滞があるしパーキングエリアは日本より少ない。
途中で台南に寄ったり車酔いで高雄で降りたりしたので、
懇丁入りしたころ頃真夜中になろうとしていた。
考えても見てくれ。
いくら台湾は小さいといっても九州と同じくらいの大きさがある。
台中から懇丁までほぼ台湾を1/4周する感じだ。
走行距離が300kmだから3時間で着くんじゃないの?と思った貴方。
甘い、甘すぎる。
台湾人と一緒に行動してる限り
予定通り事が進むわけがないから!
爆風が吹きすさぶ夜の懇丁でなぜかタイ料理を食べ、
来るべく翌日のサーフィンに備えた。
何故タイ料理か?彼らがそれを選んだ理由など無い。
部屋のバスルームにはバスタブが無かった。
あれほど熱望していたバスタブ。
ついでにトイレとシャワーの仕切り用カーテンも何故かレールごと撤去されていた。
台湾人ェ。。。
台湾人の朝は遅い。(自分もだが)
メンツが揃った頃は再び爆風が吹きすさんでいた。
ホテル周辺にもうねりが入っていたが驚異的なオフショアとドン深と化した地形により
サーフィンは不可。
ショアブレイクな海を見つめる日本人旅行者
南湾も見たがサイズ小さすぎ。
風向きの測定が今一出来なかったがダメ元で佳楽水に向かう事に。
つっても懇丁から佳楽水まで車で小一時間かかる。
しかも漏れなく爆風がセットで付いてくる。
日本の冬型北西オフショアなんて問題にならないくらいの爆風が。
その名の通り風吹砂なんつー爆風場所もある。
しかしレンタルバイクも結構走ってたりする。ノーヘルで。
といっても道の選択肢がそれほどないのでボーっとしてたら佳楽水に着いた。
ちらっと見た限りでは風の影響は少なそう。
やったね俺!(達)と思いボードレンタルを探し、ポイント近くの宿でレンタル。
まさか通常のフォームの板がレンタルできるとは思わなんだ。
持参したリムーバーでノーズのワックスを落としてカメラをセット
この日の為に試行錯誤したリーシュの正体はナイロン紐
恐らく台湾メイドなツインスタビの板。長さは7'2
ウェットは風さえなければタッパーでも大丈夫
肝心の波はというと爆風の影響でセット頭半。
エントリーを観察するが玉石ゴロゴロで台湾人サーファーも結構苦労している。
左側で高雄サーファー達の模擬コンテストが行われておりそこは避けなきゃいけない。
エントリー付近はこんなん
明らかに波を当てたとは言えないコンディション
試練の時、訪れる
よいしょ~っと飛びぬける
しかし結構ハマる
板を傷つけたらリペア代を払わなければならない。
しかし今日はどうぞ遠慮なく板壊してくださいと言わんばかりのコンディション。
他の店が今日はレンタルボードの貸し出しを断るだけの事はある。
さて水温はまあまあ。風は爆風。沖のカレントが結構強くてボーっとしてたら流されるが、ブレイクポイントより手前にいたらドルフィンしようがローリングしようが抜けられない。とにかく水量が多い。
後ろの波のブレイク部分の長さに注目されたし。水量が多い証。
うねりからだと中々難しいので、日本同様崩れかけを狙う
飛沫が多いのでテイクオフ直後は省略
とにかく水量が多い
LからRにカットバック
とにかく水量が多い
スープの水圧が半端でなく、このライディング後にカメラマウントが一発で壊れた。
カメラを預かってもらってから再び入るが
こりゃ行けたと思ったバレル系のライトで見事に放り出され
巻かれた時間の記録を更新した。
今までは大洗のダブルのセット時のワイプアウトが最長だったがそれより10秒は長いね。
コンディションはどんどん悪化し板を壊す心配や待ってる人の負担も考えて
二時間弱ほどで切り上げる事に。
とまあ目標にしていた台湾サーフィンも達成したので当ブログの更新はこれで終了。
次回は自分の板を持って行ったり、板のチョイスは自分が乗れる最大サイズに合わせたりと反省点はあるが、それは今後他の所で論ずるかな。
ではまた会う日まで。
再见