DVSにオーダーしているボードが完成しました!
右側はストック用としての毎度お馴染みHydro Hullですが
左のボードは私のパーソナルボードであるTwin Pin Flyerです。
先月は台風が一つも発生しない珍しい7月になりましたが
梅雨明けして8月になったとたん速攻で発生しましたw
なんかボーっとしているとこのまま1年があっという間に終わりそうで怖いですw
台風スウェルなどパワーがある波でお勧めするボードのタイプは
- テールのボリュームを絞っている
- スピードをコントロールしやすいボトムデザイン
などがあります。
波の力が弱い場合はテール幅を広げたり厚みを増やしたりして
なるべく波のパワーを捉えるようなボードデザインにしますが
パワーがある波用はその真逆にします。
つまりなるべくテールを絞って厚みも薄くして
パワーがある波でもテールを差し込んでコントロールしやすくするのです。
上の写真のTwin Pin Flyerはその名の通りピンテールなので
パワーがある波やバレル系の波で真価を発揮するデザインと言えます。
またこのモデル以外で台風スウェルに向いているボードは
Dick Van Straalen 5'10 Twin Flyeralternative-mart.comこちらのモデルはスワローテールですが
ガンにも採用されているテール幅が細いタイプのベビースワローになります。
ツインフィンでもレールの食いつきを良くする為に
ウイングにはチャンネル加工がされており
パワーがある波でもガッチリショルダーをホールド。
ボトムコンケーブはテールのveeがかなり強めなので
レールの切り返しやマニューバビリティーに優れたタイプです。
Dick Van Straalen 6'2 Diamond Tail Single Fin PUalternative-mart.comこちらのボードは70年代にキラやバーレーのホローな波で人気を博した
当時の流れを汲んでいるシングルフィンです。
ダイアモンドテールのボリュームは程よく落とされていて
パワーがある波でのターンやアクション性能の向上に貢献。
ボトムデザインはveeのコンビネーションなので
これまたマニューバビリティーを生かすデザインとなります。
で、なんでパワーがある波だとveeなどのボトムデザインが良いかというと
普通の加速性を生かすコンケーブなどのデザインの場合
走りすぎちゃうからですw
普通の波で走りが良いボードでパワーがある波にテイクオフしても
ボーンとショルダーの前に出て、それだけで終わっちゃうんですよw
まあこれはボードのタイプによって考え方が変わってきますが
(フィッシュやボンザーなどは大きい波でも走りを良くしている)
パワーがある波でパワーゾーンをキープしたポケットサーフィンをしたり
チューブを狙う場合などはスピードを殺す要素が必要なのです。
なので昔は海外の板は日本の波では走らないと言われましたが
”目的とする波が違う”という言い方の方が正解だったと思います。
中々コロナ渦の中で良い波を追いかけるというのは今まで通りには行かないですが
それでもサーフィンは続けなくてはならないというのが
サーファーにとって逆の意味での現実とも言えます。
勿論今までよりもマージンを取った上でのサーフィンなので
つまらない思いをする事も多々あります。
しかしそれでも準備を重ね、良い波の時に最高のライディングをする事が
サーファーにとっての最大の喜びである事は今も昔も変わらない事でしょう。
次回オフ会は8/9に開催です!
インスタも始めました(笑)
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