不要不急の外出を自粛している昨今だが
長期ブランク後のサーフィンに何が起きるかという事を
自らの体験を元に検証してみる。
俺は2016年の3月まで1年半程サーフィンを止めていた。
止めていた時はロードレーサーに乗っていたので
全く運動をしていないわけではなかった。
なので心肺機能は普通にジョギングをしている人程度には鍛えられていたが、
逆に言えば鍛えている部分はそれしかなかったｗ
”いつ頃海に復帰しようか？”と、もやもやしながら二週間ほど考え
ちょこちょこサーフィンのトレーニングしながら時が来るのを待った。
そして北東が吹きすさぶ無人の膝腰の海に突っ込んだ。
サーフィンを止める前は体重60kgに対して30L未満の板に乗っていたが
復帰一発目は7'6のミッドレングスを使った。
ゲディングアウトは突堤脇のカレントを使えば楽だし
波を横に走るのも二本目のテイクオフで達成出来た。
しかし下半身は生まれたての小鹿のようにプルプル震えていたｗ
息はそれほど上がらなかったが全体的に筋力不足を感じたのを覚えている。
このようにどこか体の一部分だけでも鍛えていたり
サーフィンを中断する前の知識が残っていれば
サーフィン復帰の大きな手助けになる。
それと体重管理をやっといた方が良いよ！ｗｗｗ
それからもう1Rほどミッドレングスでサーフィンした後に
以前より多少浮力がある5'11の中古を買いに行った。
また季節的にどんどんウェットが軽くなるタイミングだったので
比較的体がサーフィンに適応しやすかったとも言える。
後はまだ体に残っていた若さだろう。
やはり体が若い方が怪我や長期ブランクからでも復調するのが早い。
去年指を脱臼して三週間サーフィンを休んでいた時は
ウェットがだんだん重くなる季節という事もあり
復帰後も中々調子が上がらなかった。
だから人によっては以前乗っていたボードに乗れなくなるという事も
起こりえるかもしれない。
しかしそれは自らのボードに対する価値観を広げるチャンスとも言える。
思い出して欲しいのは自粛以前のあなたのサーフィンである。
その時のあなたはただ乗っているだけで上達する状態であったのか？
それともなんとなく現状維持が精一杯であったのか？
そもそもサーフィンをして楽しめたのか？
そうでもなかったのか？という事が一番重要だと思う。
復帰初日というのはどんな板や波であっても楽しいと思う。
しかし日を重ねるうちに自らの感覚と現在の能力とのギャップに
ストレスを感じてくる事もあると思う。
そこで一度現在のボードに対する拘りを捨てて様々なボードに乗ってみると
さらなるサーフィン世界の広がりが現れるかもしれない。
その際はぜひ当店の試乗ボードを
試して頂きたいと思うｗｗｗ
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