セミドライにラバーは不要だと思う
ラバーは一番コストが高い冬用スーツに使われている素材にも関わらず
ジャージよりも劣化が早く進んで縮み、固く、割れてくる。
特に背中や肩など可動部に使われているとその影響は顕著で
劣化したスーツを着ると運動性能が阻害されて思うように波に乗れなくなる。
ジャージはラバーに比べると防風性能に劣るのだが
究極に寒いのであればドライスーツを着れば良い
と、冬の千葉北で10年以上サーフィンしていると
こういう考え方に行き着いたのだ。
とにかく冬用のウェットスーツは値段が高い癖に耐久性が悪い。
考えてみれば4oz巻のポリのボードを一本でローテーションもせず
ひたすら乗り続けているような物なので、そりゃ当然か?
俺のエリアでは一年の中で一番使用頻度が高く
去年久々にプロパー品を買ったのだが
1シーズンでボロボロである。
ラバーは固くなりパドルはきつく、ボンドは剥がれて水が浸入し
スーツ内が冷えるのでトイレの回数がかさむとスーツが臭くなるという
完全に負の連鎖に陥っていたwww
尚且つ最近はSurf Tracker2でサーフィンをトラッキングしているので
どうもこの調子だと海に入るだけ無駄じゃね?という様子が
データ上で観測できたのだ。
GARMIN(ガーミン) ForeAthlete 645 Black GPSランニングウォッチ 活動量計【日本正規品】
..
海の側に住んでいる限り
常に他のサーファーと戦い続ける宿命があるのだ。
ロクに波に乗れない状態で海に入った所で楽しさなどある訳がない。
そんな後に残るのは抜けがたい疲労感と後日訪れる体調不良の日々だけだw
というわけで
(´ρ`)
前回のセミドライ購入から一年足らずで
また新しいスーツを購入した。
19-20 BREAKEROUT(ブレーカーアウト) フロントロングチェストジップ 5/3mm セミドライ L スレート
リンク先の商品とは異なるが
なるべくラバーが使われていないブランドのスーツを購入した。
今回は初めてロングチェストジップタイプを選んでみた。
ロングチェストジップの利点としては
- 脱ぎやすい
- 運動性能もそこそこ良い
という点がメディアで語られているが、俺は前述の通り
- ラバー使用箇所が少ないので経年劣化が少ない
- ドライスーツの様な大き目の作りなのでパドルにゆとりがある
という点を狙って購入した。
ちなみに俺のスペックは168cm/63kgだがML-Bを選んでいる。
骨太で肩や腰の横幅が大きいので通常のMLだときつくて入らない。
よくメーカーは”素材が延びるので2~5cmの余裕があります”と謳っているが
使っていると経年劣化で縮むので、実際は余裕があるサイズを選んだ方が良い。
まず家の中で着てみた感じだが、
一般的なノンジップタイプのスーツより開口部が狭い。
ネックインタイプよりは広いのだが、着ている時に全裸で転倒するのは避けたいw
フィット感自体はサイズなりで余裕があるのだが
ファスナーの存在を殆ど感じさせない位パドリングが楽!
ロングチェストジップはチェストジップなどに比べると
運動性が劣るとしているメーカーの見解もあるが
んなこたーない!と言いたいwww
ジップ部分は長いのだが始まりと終わりの箇所が肩よりも下にあるので
老眼にも優しく開け閉めできるw
これがチェストジップになるとかなり顔に近い位置でジップを入れなきゃならん。
手足の爪を切るのに難儀する老眼世代にはややハードルが高いwww
ファスナーを全開状態で両足をスーツに入れ、
両腕を通した後に後ろからネック部を被り
最後にファスナーを全閉して終了。
着る事自体はそれ程手間ではないが
バックジップやノンジップタイプに比較すると予想よりは遅いかも。
次に海レポに移る。
今日は引き続き強いオフが吹きすさぶ冬型で胸肩あるのだが
ショルダーが風で潰されてロングライド出来ない感じだった。
アウトに出ると時速2~4km/hで沖に流されるので
ポジションキープを考えるとミドルで粘る方が正解だった。
乗っても判定されなかったのが2本程あるのだが
最長距離や最高速度の波はこの中にカウントされていると思う。
感想としては
とにかくパドルが楽!www
オフショアやカレントで沖に流される場合でも大袈裟に言えば
家の中でパドリングしている感覚でポジションキープが出来る。
また、スーツがしなやかで変な疲労が起きないから
海の中でも冷静に波や戦略を考える事が出来る。
これがいつもの調子だと体の疲労から脳の冷静さを失い
セット狙いでアウトに行って流されたり乗れなかったりという事になりがちである。
便利なツールを正しく利用し自らのサーフィンの向上に繋げるのが
これからのサーフィンの流れになるのではないかな?
最後に脱ぎレポ。
別売りのインナーネックを使用しない状態でダックダイブしても水は殆ど侵入せず
ブーツやグローブの裾周り位しか水は入ってこなかったのだが
ジャージが濡れるとさすがに体にまとわりつくのか
意外と難しかったwww
まあこれは体の横幅が割とある人間の場合だから
実際の脱ぎやすさはケースバイケースになると思うが
メーカーが宣伝しているようにスルっと行くとは限らないという事も
念の為に覚えておいた方が良いかもしれないw
と言う訳でロングチェストジップの凄さに感動して
2019まとめ記事をすっ飛ばしてレポートしてみた。
個人的には冬用のスーツのこれから先は
バックジップやノンジップ、チェストジップやネックインタイプを廃止して
全部ロングチェストジップタイプで良いと思うwww
セミドライスーツ ウェットスーツ メンズ セミドライ ウエットスーツ サーフィン FELLOW 5/3mm 保温起毛素材 ロングジップ ロングチェストジップ (Steel Black, L)
いつも応援ありがとうございます(=゚ω゚)ノ
ランキングサイト参加中でありますので
↓↓↓下記ボタンのクリックをオナシャス!<m(__)m>