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知られざるテイクオフの重要ポイントとは?

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GWと共に波が無くなってしまったw

しゃあないので何か書く事ねーかと考えていると

1年前の記事を振り返りませんかというメールが良く来ているのを思い出した。

大概は無視しているのだが、珍しく心に引っかかったのがこちらの記事だ。

naminorimatome.hatenablog.comそれこそ1年前は五里霧中というか、テイクオフが今のラミレス采配のようだったw

今はジャーフルに衣替えしてもセミドライの時同様特に問題が無い。

1年前の記事でのテイクオフでの二大苦手ポイントとして上げた物に関しては

・斜度が無いうちにトップから巻いてくる波

➡トップで巻いてる箇所で板が滑り出すようにする

・バレル系の波のピーク

➡ピークにたどり着くパドル力とポジショニングの問題

と、解決策が分かっている。

1年も試行錯誤していれば、そのうち何とかなるもんであるw

そして当時の記事では気付かなかった

テイクオフの重要ポイントとなる部分があるのだが

それは、、、

 

1.ボードが滑り出しやすい角度を再現する

昔の教本ではテイクオフ前のパドルではノーズを下げろと教えているが

ノーズを下げるとパーリングする波なんてしょっちゅうある。

しかし板が滑り出し始める時の角度というのは大体決まっている。

この角度が一番板のスピードがロスしないので

滑り出しの前のパドリングでうねりに対してこの角度をキープすると

必然的にテイクオフが速くなる。

この角度を無視して変にノーズを上げ下げすると滑り出しのスピードが落ちたり

パーリングや波のショルダーから滑り落ちてしまう。

※勿論若干の角度の許容範囲はあるし

オフショアが強い時などは通常よりもノーズを下げたりの調整は必要になるよ :-<

 

Q.じゃあその角度は

どうやって見つければ良いの?

(。´・ω・)?

 

A.毎度お馴染みスープライドになりますw

岸に帰る際に使ったり、初心者がテイクオフの練習前に取り組むスープライドだが

これで得られる感覚はめちゃめちゃ役に立つ。

スープライドで滑っている最中にボードのノーズを上げ下げしてみると

ボードが失速したり逆に加速する感覚が分かるだろう。

この角度は板毎に異なるので自分の板の適正角度を事前に把握する事が大切だ。

例えばコンケーブボトムのボードなら押さえつけた方が加速するし

コンベックスボトムのボードでは押さえつけると逆に失速するのである。

板のロッカーによっても変わるのでとにかく試すべし。

 

2.テイクオフ時の上半身の位置を意識する

これは雑誌ネット問わずなのだが、テイクオフ関連の記事を見ると

ショートボード目線でのみで語られている記事が非常~に多い!

つまりテイクオフで悩んでいるショートボーダーがいかに多いかという事でもある。

中には鬼の首でも取ったかのような勢いで捲し立てている物もあるが

”それ、ショートでしか通用しませんから。残念~!!”

と今では消え去った波田陽区に切られると思うw

ショートであってもロングであってもオルタナティブボードであっても

テイクオフで悩んでいる人は常にいるのである。

 

テイクオフ関連の記事では首を下げた状態でパドリングをしながら

ノーズをコントロールしろという内容が多いのだが

オルタナティブボードはノーズエリアの体積が多いから

ショートのように1ポジションでの首の角度の上げ下げだけでは

うねりで巻き上げられるノーズを押さえにくいのである。

なのでテイクオフ時にはいかに上半身を前に持ってこれるかが勝負になるし

それを実現するには脊柱起立筋が必要になる。

 

ショートの真似をして体を後ろに置き、首を下げたパドルを続けると

脊柱起立筋が衰えて重心を前に持ってこれずテイクオフがだんだん遅くなっていく。

これ、何年も身をもって体感してるから分かるんですw

ゲディングアウトや移動時には首を下げても良いのだけど(腰痛防止の為)

テイクオフの時のパドルには上半身の位置をずらしてなるべく前に位置した方が

オルタナティブボードの特徴であるテイクオフの速さを生かせる。

 

ちなみにロングボーダーが短い板に乗り換える際に

テイクオフでぶつかる壁もこれなのだ。

⊂⌒~⊃。Д。)⊃

 

特に普段の板からいきなり2~3フィート以上レングスを下げたり

浮力があるからと言って5フィート台のフィッシュやシモンズにトライする場合に

テイクオフの壁にぶち当たりやすい。

板が長くて重いほどパドルも速いしうねりの巻き上げに勝てるので、

ロングボーダーはそれ程頑張らなくてもテイクオフが出来る。

短い板に乗り換えてもゲディングアウトのパドル力は

浮力が合う板に何日か乗り込めば身に付くが

テイクオフの姿勢はロングとは根本的に改善する必要がある。

 

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4'11のリッター数は29.3だ



THE SEAGLASS PROJECT(シーグラス プロジェクト) ALBACORE 4'11"

そんな色々なテイクオフの悩みを抱えている人はスポンジアライアで練習すれば

短い板でのテイクオフはかなり上達する。

パドルからのスープライドが出来るようになるだけでも十分なのだw

大抵のショートよりも短いし幅も無いからテイクオフに関していえば極北なのだが

この板の後に通常の板に乗り換えるとテイクオフ時の景色が止まって見えるwww

その際に上半身をどこまで前に持って行けばよいか、

どれだけ上半身を反らせれば良いかなど効果的に学習できるのである。

もちろんインサイドでひたすらパドリングするだけでも

パドル力の強化に役立つだろう。

なので波がどうしょうもないコンディションの場合に持ち出すと

パドルやテイクオフの精度を上げる効果的な練習日に早変わりするのだ。

 

3.苦手な波には板を変える

いつもの板では全く歯が立たないブレイクの波でも、それに適した板に変えれば

いとも簡単に波に乗れるのがサーフィンである。

ある板では必死こいてパドリングしても波に巻き上げられて終わり、

ポジション選んで崩れかけからでしか乗れ無い波でも

板が合えばうねりが崩れる前からさほどパドルをしなくても楽勝で乗れる。

これに気付かないで手持ちの板だけでなんとか乗ってやろうと頑張ると

結構な時間を無駄にする事になりかねないw

もちろん試行錯誤や努力が無駄になると言う訳ではないのだが

時間や効率といったことを考えると道具の選択を重視した方が良い。

理想を言えば一本の板でどんな波でも対応できるのが良いのだけど

板の各要素のバランス点が人によってまちまちなので、

そういう板を見つけるのも作るのも非常に時間がかかる。

 

なので性格が違う2種類の板を併せ持てば

余計な苦労をせずに、さっさと波に乗れるようになる。

一方の板でダメならばキャラクターが真逆な板に変えれば良いのだ。

それだけで分からなかった波待ちのポジションやテイクオフのポイントなども

自分のパドル力に合わせて自然に見えるようになってくる。

特にロッカーが強い板はそれが適したコンディションであれば

小波用の板で小波に乗るよりも簡単にテイクオフ出来てしまう事は

あまり語られていない真実である。

 

いくらフィッシュが大波にも適したデザインであったとしても

サイズアップしたワイメアに5フィート台のフィッシュで挑む人はいない。

やはり適材適所というのが人事であってもサーフィンであっても

基本中の基本ではないだろうか?

オー人事オー人事のCMが一瞬だけ復活したねw

 

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