体力不足を補う為に板の長さや厚みを増やすのは有効な手立てである。
ただ問題なのはサイズアップの歯止めが効かなくなりかねないという事。
人間、楽な環境に慣れれば体もそちらに適応してしまう。
重いウェットスーツから解放される季節で最初は軽やかだったパドルも
時と共になんだかいつもと変わらなくなってしまうのは経験あるだろう。
そもそもうまく乗れない原因は体力とは別の所にあるとしたら?
最近はデブ化により冬のウェットの柔軟性など四苦八苦しているが、
そんな中で思いついたのがこいつだった。
THE SEAGLASS PROJECT(シーグラス プロジェクト) ALBACORE 4'11"
この板はアライアのソフトボードである(フィンレス)
見た目は巨大なアイロン台のようだが長さは驚異的に短い4'11
4'11"×18 1/2"×2 1/2"(約149.7×47.0×6.4cm)
表面はテカテカながらも凹凸加工されておりWAX無しでも使用可能。
レールはボキシーならぬボックス形状でノーズエリアはロールボトム、
そこから先はぶっといシングルコンケーブが彫られている。
ボード体積は29.3Lであると言えばあるのだが
現在手持ちの板でこれより体積が少ない板は無いw
そしてしょっぱい波しかない(別名フィンレス日和)千葉北のビーチで
こやつを試してみた。。。
ムズカシロイ!!www
これは難しいと面白いを混ぜた、まず流行らないであろう造語であるw
でも考えてみればサーフィン自体も最初はムズカシロイだったはずで
そんなところがアライアにプロサーファーがハマる理由かもしれない。
こいつはスポンジボードのフィンレスと違い
ボード体積が驚異的に少ないかつパドルが遅い。
普段メーカー適正体重のショートボードに乗り慣れている人ならまだしも
オルタナ系のボードに乗り慣れている人ならそう感じるはず。
なので体感的にはボディーボードや
以前使ったウェーブバンディットに通ずるものがある。
CATCH SURF(キャッチサーフ) ボディボード ソフトトップボード WAVE BANDIT SHRED SLED 37 CS731700028 ターコイズ
ただウェーブバンディットはパドルで波に乗るのはほぼ不可能だが
こちらはパドルで乗れる。
物凄く難しいがwww
そこで重要になるのが短い板で波に乗る基本TIPSと言う訳
- 脊柱起立筋等による上半身の反りを生かした重心移動
- 波のブレイクポイントの見定め
- うねりと一体化しつつそれより前に出る頭
この板に乗るとそれらが自然に意識され、やがて扱いなれてくると
すっと簡単にテイクオフできる瞬間がやって来る。
まだめったにないんだけどw
他のボードのフィンレスと同じ。
そしてこの板でパチャパチャ遊んだ後いつもの6'5のゴットボードに乗り換えると
”スローすぎてあくびがでるぜ”
アライアからいつもの板に乗り換えるとテイクオフの挙動が遅く感じられ
かなりの余裕をもってノーパドルでテイクオフできたりする。
どうもデブ化によりウェットがきつくなったことで
今まで出来てたであろう上半身の使い方が忘れ去られた事が
サーフィン不調の原因っぽい事が分かった(´・ω・`)
あとこの板は超ワイドテールなので
普通の板では直進しかできないような波でも楽しむ事が出来る。
なのでほんとに貧相な波しかない週末でもこいつを持って海に行けば
立派なトレーニング&エンジョイが成り立ってしまう。
こりゃクソ波の日でもガス代出して海に行く価値がありまっせ?w
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