昔は本当に何も考えていなかったし、
若さだけでサーフィン出来てしまっていた。
しかし、この年になるとそうもいかないので
基本を一々再確認しながらのサーフィンになっている。
その経過としてのテイクオフ改善計画だったり
パドル力アップの企画だったりするのだが
テイクオフ関連で重要な気づきがあったのでw
サーフィンのテイクオフに迷える子羊の方々は一緒にお付き合い頂けたら幸いだw
(´ρ`)
さて、まだ未読の方は前回のテイクオフ改善計画をお読み頂きたいのだが
この中ではテイクオフに必要なのは前方向+下方向の力だと書いた。
この中身をちょっと改訂したい。
前方向の力とは前述の記事通りパドル力なのだが
下方向の力はサーファーの質量+板の質量になる。
なので実際は重い板の方がテイクオフが楽だ。
もちろん水吸って重くなった板ではなく、最初から重く仕上げられた板の事ねw
この事は以前の記事にも書いてあるので是非ご一読されたし。
で、ここからが本番。
Q.パドリングの際、体とボードの支点はどこか?
- 胸
- 膝
(。´・ω・)?
サーフィンの初心者だったりロングやオルタナ系の板を乗っている大抵の人は
胸で板を押さえていると思う。
これが一般的な方法として認知されているし技術的にも身につけ易い。
胸支点だと板を下に下げやすいので板の重さを利用したテイクオフに向いている。
またパドルのストロークも長くとりやすいので
テイクオフに対してスロープが長くて加速が必要な波に向いていると思う。
欠点としては板との設置個所が一か所のみなのでホールド力は落ちる。
なのでバタ足を行うと板が暴れやすいし
板の角度を水平に保ったままのテイクオフはやり辛い。
次に膝支点でパドリングしている人は試合系のサーフィンにフォーカスしている
ショートボーダーに多いと思う。
このパドリング方法は近年フューチャーされたばかりなので
一般的な認知度はまだ低い筈だ。
やり方の一例としては胸支点のパドリング時より上体を寝かせ、
その結果浮かび上がったテールを思いっきり膝でホールドする。
胸支点のパドリングがノーズの角度を下げる事に留意するのに対し
膝支点の場合は板全体を水平に沈め込むのに向いている。
しかしどんな板でも水平に沈め込めるかというと浮力の関係でそうではないので
リッター数が少ないショートボード向けのパドリングだと思う。
(基準としてはボード体積が体重の50%を超えない)
かといってショートボーダーしかやってはいけない訳ではないので
例えば6フィート以下のフィッシュ等に乗ってるような人も試してみてはどうかな?
さて、ノーズを下げた旧来通りのやり方でテイクオフをすると
- ボトムにパワーが無くてトップだけ掘れる波
- ショルダー全体が急激にブレイクする波
こういうシュチュエーションで波に合わせるのが難しい場合がある。
そんな時に膝支点のパドリングで板の角度を水平に保ったままテイクオフすると
安全マージンが保たれ安定したライディングに繋げやすい。
またバタ足の際も板が暴れにくいので
ブレイクが速くて一秒でも速く立ちたい波などには積極的に活用したい。
ただしこちらのパドリングはインナーマッスルを多用するので
筋力が不足したりウェットがきついと厳しいかなとw
テイクオフにコミットする!
(`・ω・´)シャキーン
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