そろそろ次期ボードのオーダーが近づいているので
色々テストしてます。
妄想だけではなくデータを揃えないとより良いボードは出来上がらない。
例えソフトボードに乗っていても、その経験は通常のボードに生きる物なのだ。
今日はボードやフィンの「しなり」(フレックス性能)の話。
サーフィン始めてから今までずっとポリウレタンのボードばかり乗っていたのだが
乗ってる時はボードのしなりなんて殆ど意識していなかった。
むしろ意図的に無視していた位なのだがw
しかしソフトボードに乗るようになると嫌でもフレックス性能というのが
ライディングに影響してくるようになる。
同じソフトボードでもある物はしなりすぎたり
またある物は反発しすぎたりと一筋縄ではいかんw
しかしそんな中でもフィンをボードの性質に合わせてあげると
乗りやすい方向にボードのキャラを変える事が出来る。
フィンは個人差が大きいパーツではある物の、今回のネタはソフトボードに限らず
ポリやEPSの板にも当てはまる話だと思うので
今の板に違和感感じている人は参考にしてみては?
その①
ボードとフィンのフレックス性能を合わせる
簡単に言うと
- しなる板にはしなるフィンを付けましょう
- 固い板には固いフィンを付けましょう
という事です。
これはボードと反対の性能を持ち過ぎるフィンを付けると
即パワーロスするので良く分かる。
通常のポリボードにフレックスし過ぎるフィンを付けてターンすると
フィンがしなりすぎたまま戻ってこず、ボードは沈黙する。
saruSURF センターフィン Safety Flex Soft (ソフトフレックス)8" for ロングボード / SUP / airSUP - Red
当ブログで一世を風靡した”しなりすぎるフィン”だwww
また、しなりすぎるソフトボードに固いフィンを付けてターンしても
ボードだけがねじれてボトムのロッカーが減少し、ボードは沈黙する。
これ、実験すればすぐ分かりますからw
しかしポリボードに普通のフィンを付ければフィンがしなりすぎる事は無いし
しなるソフトボードにソフトフィンを付ければボードがねじれすぎる事は無い。
つまり同じ性質のフレックス性能同士ならしなりが行きすぎる事は無く
設計通りの性能が発揮できるというわけ。
その②
水の反発が強い場合は固いフィンを付ける。
これは新たな発見でした!www
さて、水の反発が強いというと分かり辛いかもしれんが
- オーバーフロー
- 厚すぎるレール
- 軽すぎるボード素材
- パワーがある波
これらは全て同じ意味として捉えます。
要するに意図的にボードを波に喰い込ませたいのだが
それが阻害されやすい状況という事。
適正体重よりもリッター数が多い板なら体重+脚力を上回る浮力と揚力があるので
レールをショルダーに食わせにくいし
脚力が弱いのにボキシー過ぎるレールであればこれも同様。
軽い素材のボードは重量が軽いからボード体積から重量を差し引いた浮力が
より多く出るのでこれまた同様だし、
波にパワーがあれば水面の反発力が強いのでもう同じ事なんだっつーのw
そんな状況の際にフレックスし過ぎるフィンを付けたらどうなると思う?
(。´・ω・)?
フィンがしなりすぎて
板が波に喰い込まないんじゃ
ボケー!wwwwwwwww
⊂⌒~⊃。Д。)⊃
実際ね、
厚すぎてどうにも調子が悪いソフトボードから標準のソフトフィンを外し
いつもの板に付けてるグラスフレックスのフィンを付けたら
めっちゃまともになった!www
フィンを変える前はテイクオフしてもレールが厚すぎて波のパワーゾーンから外れ
本当にまともなライディングが出来なかったのだが、
フィンを変えたら普通にアップスやターンが出来るもんね。
フィンの硬さを変えるだけでここまで変わる物なのかと。。。
※後日、家の前でアウトの頭オーバーにボンザー使ったのだが
いつものプラスチックフィンだと、どうもグニャグニャし過ぎて
バランスがとり辛かったり。。。(´・ω・`)
とにかくね、例え手持ちのボードが一つしか無いとしても
海で調子良く楽しむか、ただ浮いてるだけで終わるのかは
あなたの工夫次第です!
せっかく海に行くのに金と時間と体力を費やしているのだから
少しでも有意義な時間になるよう頑張りましょう(^^)/
MICK FANNING SOFTBOARDS LITTLE MARLEY RED 5'6" F17-MF-LMR-506 SOFTBOARD ソフトボード サーフボード
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