今日もしょぼい波を見つめて途方に暮れるご近所さん。
しかし俺は夕方サイズアップする可能性が微レ存とみていた。
さて、入庫と同時にリペア屋行きとなったバックアップボードが一日で帰ってきた。
それがこいつ。
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Jammin Hawaiian Kine Surfboards 1980's 6'4 single fin
いや~苦労しましたよ。
何がってこの写真を撮るのにスマホのカメラで露出やらホワイトバランスの調整に。
どうも室内光ではカメラと人間の目は違う見解を示す事が多いので。
シェイプの世界で削った年月入れるのは結構珍しい方かな。
こちらとしてはありがたいけどね。
これはボトム側の写真だけどピグメントのピンクが周囲に見事に飛んでしまっている。
昭和のラブホかっつーくらいw
幅と厚みはこの手の板で真剣に計測してもあまり意味が無いので無視。
ボトムはノーズからスライトVEE~VEE~スライトVEEのコンビネーション。
もっともフォームは時間が経つと収縮して勝手にVEEになる事もあるので
本当のところは分からない。
板のコンディションは37年前の板にしては良い方。
普通に使えるしグラスが劣化してボロボロと崩れる事も無さそう。
素人リペアの跡が多いのはビンテージボードでは致し方ない運命か。
板の重量は3.8kgとこの手にしては軽い方で、実際持った感触も軽い。
唯一問題なのはフィンの固定にマイナスネジを使っていてその径がデカいので
いつものアタッチメントが使えない。
THE SNAP DOWN ロングボード用フィン固定スクリュー スナップダウン / ロングボードフィンねじ フィンボックススクリュー
なのでプレートごと交換しようと思ったが、このフィンボックスには
プレート外すための切込みが無いのね!
普通はこの赤丸周辺にプレートを斜めにする為の切込みが入っているんだけど
この板についているフィンボックスにはそれらしき物が一切見受けられない。
プレート自体は長いのでフィンのピンを入れる為の縦穴だけでは出す事は不可能。
マジでどうやってプレート入れたんだ?
まあプレート自体を無くす心配は無いかもしれないが。。。
さて、ワックスアップして四時過ぎに海に行く。
ちょうど引きいっぱいから上げに変わり浜に吹き付ける北東風の様子からも
サイズアップの予感が感じられる。
現時点では風に整えられた弱弱しいうねりが膝前後のブレイクを続けている。
小波コンディションでは恒例のノーリーシュで海に突っ込むが。。。
うーむ(´・ω・`)
昨日までのゴットボードに比べるとあまりの落差に身じろぎすらできぬ。
naminorimatome.hatenablog.com前の板を手放して以来のシングルフィンだがフェイスにレールが噛む感覚が
ツイン等と比較するとやはり弱い。
だからボトムに行きやすいという面もあるし、レフトでは膝波でも3発当てられたので
動き自体は悪くは無い。
しかしレギュラーで何かをしようとすると今日の波質では捕まらないように
レールをフェイスにセットする事でいっぱいになるので滑走だけで終わる。
もうちっとサイズやパワーがあればカットバックなどに挑戦できるのだが。
テール周りのシェイプも薄目なだけに
もっとサイズがある波で本領を発揮しそうな感じ。
後はノーズがコンベックスでない板は比較するとテイクオフが遅い。
それでも20本以上乗れたから十分ではあるけどね) ┐(´ー`)┌
しかしねぇ~
昨日乗ったゴットボードがパドルシフトのブガッティ・シロンだとすると
黒いのにシロンとはこれ如何に?ってそういう事じゃないw
今日の板はマニュアルのハコスカか?って感じがする。
当時としては超高性能。しかし性能面は現行GTRはおろかR32とも比較してはいけない。。。
シェイプの世界で40年近い差というのは
とてつもない断絶だとも言える。
だからそういうのを楽しみたい人はそれでいいんだけど今の俺はそうじゃない。
はたしてゴッドボードをお嫁に出した後、再び訪れる空白の時間に耐えられるか
今からもうガクブルである。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
あとはオルタナボードは見た目が同じなら中身も同じようなもんでしょ?
と思っている諸兄がいるとしたら
そうはイカのキ〇タマってことです!
シングルフィンだってねぇ、
もっと乗りやすいシェイプにも出来るんだよ(´・ω・`)