この三連休に海入って何となく次の方向性が見えてきた気がする。
我々が入る日常的な波のクオリティーは決して高くは無い。
パワーが無かったり厚かったりヨレてたりショルダー短かったり。。。
そんな波に対して本数乗るというサーフィンの目的には
オルタナティブボードは有効である。
過浮力でパドルやテイクオフも速くレールも沈められるので
一通りのターンやアクションも出来る。
しかし現状の問題点が一つ
板が長いと挙動の収縮時間が長い
だからアクションに入るタイミングがショートボードに比べると取りにくい。
はい、ここで
アクション
というキーワードが出ましたw
アクションというのもトリムと同じように波を乗り継ぐ要素であることに気付いた。
クローズセクションが現れてプルアウトするのか当てに行って成功するのとでは
その後の満足度が違う。
逆にそうしないと乗り継げない波も多いのだ。
以前のシングルフィンの記事でも書いたけど
オープンフェイスのロングショルダーなんてめったにねーよwww
naminorimatome.hatenablog.com
じゃあ短めのオルタナボードでアクションすればいいじゃん?
という意見が当然持ち上がるでしょう。
なんせ千葉北オルタナ倶楽部なのだからw
フィッシュだのツインピンだの短めのシングルフィンだの探せば色々ありまっせ。
しかし一般サーファーがオンショアドッカンコンディションで一発芸を狙う場合、
カレント多めでめんどくさいけどピークへ正面突破が必要なコンディションの場合、
それらの板が適しているかというとう~んと思ってしまう。
いや、わからんよ。探しに探せば向いてる板はあるかもしれないけど
先が尖っている板だってメリットはある。
ミニガンとか乗ると分かるよ。
めんどくさいコンディションでもパドルがこんなに楽だって事にw
なので
ここらで従来のショートの
再デザイン化が必要なんじゃないか?
というのが最近思案に思案を重ねた結論。
いやいやいや、もうTOMOだのファイヤーワイヤーだのヘイデンシェイプスだの
色々あるじゃんよという意見が当然持ち上がるでしょう。
でもあいつらは基本的にアベレージレベル以上の人間向けに設計しているから。
特に適正体重とされる板の浮力感に関しては。
あとは90年代からのショートボードの構造的欠陥が好きじゃないんよ(´・ω・`)
現代ショートボードの構造的欠陥とは?
- アクション性を重視する為ボード体積を大幅に減らした
- 減少した浮力を補うためボード比重を下げ、コンケーブによる揚力を上げた
この傾向と既成サイズのマシーンシェイプ化が加速するとどうなったか?
- ボードのストックサイズごとに適正体重という物が決められてしまった
- 適正体重に合わないサーファーが乗ると揚力、浮力が合わない為乗りこなせない
- 適正体重があってもメーカーが求めるパドル出力が無いと波に乗れない
ほんとこれらが嫌⊂⌒~⊃。Д。)⊃
昔の板っつーのは体重が違う人間が乗っても一応乗れるんだけど
今の板は規制サイズから選んでも合うか合わないかっていうのがバクチ。
自分に板を合わせるのではなく板に自分を合わせるという主客逆転現象。
そして従来と変わらない工法の板は賞味期限が短いし強度も低い。
しかしエポキシ樹脂を使っていると変色で後々の質感が落ちる。
だからこれからの(俺氏が考える)ショートボードのキーワードは
- ユニバーサルデザインに回帰しつつ
- ショートボードの性能は確保
- 尚且つ質感や強度も向上させる
というところで色々考え、ようやくまとまりそうである。
サイズも仕様も大体出ているよ。それらを工場に説明するのが難しいだけで。
後は資金が...て感じwww
クソ波コンディションを考えるとゴットボードを手放すのはキツイw
この作品でロブ・マチャドが90年代は95%の人がボード選択を間違えたと語っているが
それは今の時代も続いていると思うけど。。。
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